神戸女学院大学音楽学部 同窓会 Club Fantasy
神戸女学院大学音楽学部作曲専攻卒業。スタンフォード大学大学院博士前期課程修了、音楽学の分野で日本人初のMaster of Arts取得。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。「フランス六人組」の一人、アルチュール・オネゲルの研究によって博士(文学)号取得、博士論文を出版。専門は20世紀前半の音楽。2006年以来、神戸女学院に寄贈された作曲家大澤壽人氏の遺品資料3万点に責任者として携わり、スタッフと共に『煌きの軌跡――大澤壽人資料目録』(2007年)を編纂。目録は「2008年度音楽クリティック・クラブ特別賞」を受賞。続いて『煌きの軌跡Ⅱ――神戸女学院所蔵資料「大澤壽人遺作コレクション」詳細目録』(2011年)を編纂。並行して、2009年に「大澤資料プロジェクト」を設立。講演会や演奏会主催、楽譜校訂とコンピューター譜作成、作品解説執筆などを通し、ライフワークとして大澤氏の音楽の普及活動を続けている。同時に、音楽学と作曲の両分野にわたる研究と活動を目指し、母校における教育もこの立場から指導にあたっている。著書『音楽のリパーカッションを求めて――アルチュール・オネゲル《交響曲第3番 典礼風》創作』(2007年、行路社)、『天才作曲家 大澤壽人――駆けめぐるボストン・パリ・日本』(2017年・みすず書房)。「大澤資料プロジェクト」代表、神戸音楽家協会、美学会、日本音楽学会会員。
主催&レクチャー:井植文化賞受賞記念「大澤壽人スペクタクルⅧ」
会場:神戸新聞 松方ホール
作品解説:作品解説:「アルチュール・オネゲル《交響曲第二番》」日本版初スコア
全音楽譜出版社
受賞:「第47回 井植文化賞報道出版部門」
作品解説:アルチュール・オネゲル《交響曲第三番 典礼風》日本版初スコア
全音楽譜出版社
ホームページ制作:「大澤壽人 煌きの軌跡」
寄稿:『讀賣新聞』
「大澤壽人自筆譜を調査して――“明晰”と“細心”同居」
編纂:『煌きの軌跡――大澤壽人作品資料目録』
プログラムノート:「神戸女学院音楽学部 ‘07定期演奏会」
「大澤壽人《ヴァイオリン小協奏曲 支那詩》」
寄稿:『Veritas』
「煌きの軌跡をたどる――大澤壽人遺作コレクション」